皆さんこんにちは、元警察官・防犯対策アドバイザーを目指しています。シバです!
最近、「ハインリッヒの法則」を会社でも聞くようになりました。
大きなヒューマンエラーが起こってしまう原因を示すための指標として、度々この法則の図を見ます。
確か私が「ハインリッヒの法則」を知ったのは高校生のころ、社会科の授業でした。
「小さな秩序の乱れが文明を崩壊させる・・・。」という内容を、社会科の先生が語っていた記憶が薄っすらと残っています。
この「ハインリッヒの法則」の考え方は何でも当てはまるもので、犯罪に関しても応用が可能です。
今回は、
「ハインリッヒの法則ってなにー?」
「ハインリッヒの法則が防犯対策にも応用できる?」
といった、防犯対策におけるハインリッヒの法則についての話です!
ハインリッヒの法則って?
「ハインリッヒの法則とはなんでしょうか?」
ご存知の方も多いとお思いますが、簡単に解説しますと「小さな出来事が多く積み重なると、大きな出来事になる」という法則のことです。
企業では「インシデント」という言葉をつかって、小さなミスを減らすための取り組みをしているところも多いでしょう。
この考え方も「ハインリッヒの法則」のように、大きなミスを起こさせないために、小さなミスを減らして予防していくためのものです。
ハインリッヒの法則はに何にでもあてはまる
「勉強を一所懸命頑張れば、東大に合格できる」
「運動を一所懸命頑張れば、アスリートになれる」
このように、ハインリッヒの法則を日常を掛け合わせると、殆どの出来事が一致します。
犯罪分析においても応用が可能です。
一例が「割れ窓理論」という、ハインリッヒの法則とよく似た理論です。
軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。
参照:ウィキペディア
簡単にまとめると、「窓が割れている建物を放置すると、すぐに全ての窓が壊されてしまう。」というものです。
小さな防犯対策を積み重ねること
犯罪に「巻き込まれる」「巻き込まれない」については、日々の小さな積み重ねで変わってくることがわかります。
例えば「割れ窓理論」のように、窓が割れたまま放置されている家を見つけた泥棒は心理的に「侵入しやすそうな家だ・・・。」と感じ、その家に侵入します。
逆に泥棒が、小さな防犯対策でもされている家を見つけた場合は、心理的に「侵入に時間がかかるし、他にも防犯対策をしてそうな家だな・・・。」と感じます。
つまり、犯罪に巻き込まれない家にするには「小さな防犯対策」を施していくことが重要です。
小さな防犯対策なら
小さな防犯対策をするのであれば、おススメは「窓の対策」を行うことです。
その一例として、以下の記事で「補助錠」を紹介しております。
👇手軽にできる窓の防犯対策「補助錠」の紹介記事
泥棒の心理としても「窓に防犯対策がされている家」を避ける傾向にあります。
👇犯罪の心理と行動については以下の記事
防犯における「ハインリッヒの法則」まとめ
以下、防犯における「ハインリッヒの法則」まとめです。
・「ハインリッヒの法則」は犯罪にも応用できる
・泥棒は「家の小さな"隙"」を見て犯行をする
・小さな防犯対策していくことで、犯罪を回避できる
犯罪に「巻き込まれる」「巻き込まれない」は、小さな防犯対策の積み重ねで左右します。
小さな"隙"を大きな被害に変えないよう、防犯対策をしていきましょう!
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